僕の見方・考え方 26

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本日も、実際に僕がお店を運営する中で得た学びを、あくまで僕独自の視点でお話ししたいと思います。

今回も前回に引き続き 僕の お店作り・商品作りの考え方 についてです。

 

『 お客様のためではなく、実際に客として考える 』

セブンイレブンを作り上げたセブン&アイ・ホールディングス 鈴木敏文 前社長は、

事あるごとに

「 売り手である我々は、お客様のためではなく、実際に客となって客の立場から考えなければならない 」

と客観的思考の重要性を従業員に向けて話していたそうです。

セブン&アイ・ホールディングスに入社した新入社員との懇親会で鈴木前社長はある新入社員から

「 入社する前は客の立場でコンビニを使っていましたが、実際配属になると売り手の立場がよく理解できるようになりました。売り手の立場になると大変だなという事がよくわかりました。 」 という話を聞いたそうです。

その話を聞いて鈴木前社長は これが新入社員の素直な感想で、短期間で彼らが客としての目線をやめて、売り手側の立場にたってしまうということ事を一番恐れなければいけないと話したそうです。

お客様のために!! というフレーズはよく聞くフレーズです。

しかし、お客様のためというのは、売リ手がお客様のためにこの商品が良いのではないか、この商品なら喜んでもらえるのではないかという、あくまで売り手側の発想、提案だと僕は思います。

実際に客として考えるというのは、自分が一人の客として、客の視点で客観的にお店を観察し、商品を試して、考えるという事です。


 

前回話したように、業界にいると知らぬ間に業界ならではの視点、職人発想になってしまい、お客様の立場でものを見ることを忘れてしまいます。

業界的にはあたりまえだとか、プロはこう考えるとかいう事情は、実際に購入するお客様には全く関係がないことです。

業界人になって業界の視点から見るのではなく、お客様の視点、自分がお客様になったら、自分の店をどう思うのか、どんな商品が欲しいのか、新たなこういう商品を提案してもらったら買いたいとか、そういった観点が大切だと思います。

あなたのお店は誰が来店しますか?商品は誰が購入しますか?

自ら客として自店を考え、商品を考える そこにいつも答えがあると僕は考えています。